2016年4月12日火曜日

ネパールのSIMを使ってみよう(Ncell編)

ネパールでは我々外国人や旅行者が簡単にSIMを手に入れられる。
基本、プリペイドつまり先払いだからだ。
先にいくらかお金を入れておき、その分だけ掛けることができる。
着信は無料。

もちろん、日本のようなポストペイ形式もあるのだけど、あまり利用されていないような気がする。

リチャージカードという料金の追加はその辺りの店でも田舎でも買えるので、素晴らしいシステムだと思います。

民間最大手はNcell(エヌセル)です。

ネパール唯一の国際空港であるトリブバン空港を出たところで手に入れられるのもNcellとNTCのみ。
NTC(NepalTelecom)は日本のNTTみたいなもので、国営です。

NcellのSIMは町中のその辺のお店でも購入可能です。
また、正規のNcellShopやNcellCenterでも買う事ができます。

できるだけ、町中の店より正規の店で買うことをお勧めします。
言葉の問題か、騙されたのか、通常より高いプランにさせられたり、
開通するのに何日かかかったりすることがあります。
正規の店は、店を出た瞬間から使えます。

さて、カウンターではスマートホンなどを見せて、SIMを買いたいといえば、買う事ができます。

申込書は英語とネパール語があるので、英語でOK。
なぜか、この国はおじいさんの名前が申込書で求められることがあります。
適当に書いてしまってください。
そして、親指の指紋を左右逆に押す。(右手を左側、左手を右側)
写真は証明写真などのサイズ1枚でOK。
その辺の写真屋で作れますが、空港で買いたい人は用意しておきましょう。
あと、身分証明証(パスポートなど)を見せる必要があります。その際、お店の人がコピーしてファイリングします。
※Ncell正規店はコピーしてくれますが、恐らくその辺のお店ではパスポートのコピーが必要かも。。。

SIMは基本標準サイズです。
マイクロSIM、ナノSIMの方は店員がはさみで切ってくれます。
不親切なところは自分でする羽目になりますが。。。

値段は100ルピーです。
SIMカードと50ルピーのバランス付き。

電は番号はパッケージに書いてありますので、確認を忘れずに!
インターネットを使用する人はプランを伝えて、その料金も支払いましょう。

インターネットを使用するにはまず、インターネットをアクティベートする必要があります。
SMSで宛先を900224として、文字は大文字でAのみを入力し、送信します。
アクティベートされるをSMSが返信されてきます。
ちなみに、ディアクティベートはRを送信します。

次に、APNの設定ですね。
保存名称は何でも構いません。
APNの項目に小文字でwebと入力してください。
保存して、それを選び直せばOK。
モバイルインターネットの使用をスマホ側で許可するのを忘れずに。

基本的には料金(バランス)を入れておけば、そこから勝手に引き落とされていきます。
が、かなりレートが悪いので、インターネット用のプランを申し込むことをお勧めします。

データパックは30日単位のアンリミテッドとかもあるのですが、全然アンリミテッドじゃありません。
選択したデータ容量を使いきると32kbpsに速度制限がかかり、30日間が終わるまで使えます。
なので、お勧めしません。

1日パック、7日パック、30日パックなどがあります。
容量も選ぶと、入金してあるバランスから勝手に引き下ろされます。
もちろん、継ぎ足しもできます。
現状、期間内に同じ日数のデータパックを選ぶと残りのデータの期間も伸びる模様。

インターネットのデータパックの申し込みは、電話の発信画面で*17123#と発信してください。
選択画面が出てきて、選んでいけば申し込めます。
なお、一部スマートフォンでは最後まで行ったあとエラーが出ることがありますが、確認したらちゃんと申し込めてますのでご安心を。

あと、Facebookパックとかありますが、ひっかからないように。
Facebookにつなぐときだけ消費される妙なデータパックです。
その他の通信はバランスから勝手に引き落とされます。

Ncell独自の使い方は他にも以下の通り
*101# バランスのチェック。画面上でバランスが表示され、インターネットのデータパックの残量はSMSで送られてきます。
*102*[16ケタのリチャージカードの番号]# プリペイド料金の追加。
*103# 自分の番号の表示
*104# 現在日時。よく5分くらいずれてます。

あと、リチャージ、データパックの購入、バランスのトランスファー(誰かにプレゼントとして送りつける)などの操作は、AndroidもいPhoneも専用のアプリがあります。
そこからだと、とっても簡単です。

なお、電話のできないデータ通信のみのSIMも存在します。
NcellConnectと言いますが、これはモバイルルーターなどの端末セットで購入する必要があります。
こちらのインターネットのデータの期限はありません。

ちなみに、Ncell正規店で端末を購入する際は、SIMとの同時購入のみですので悪しからず。

参考サイト
NCell
Ncell(通話料金のページ)
Ncell(データ料金のページ)

次回は、NTCの購入とセッティングについて書きたいと思います。

2016年4月10日日曜日

ネパールでSIMフリースマホを使おう

海外はやはり心配の種がいろいろあります。
しかし、電話が使える、インターネットが使えると、かなり軽減されますよね。

特にSkypeなどの連絡手段、GoogleMapなどのGPS対応地図があればありがたいですよね。

さて、日本から来る時にスマホを使いたいという人が多いのではないでしょうか?
せっかく買ってきたのに、なぜか動かないなんてこともあります。

主に使っている周波数帯の問題なのですが、日本ではまず意識しませんよね。
キャリアで購入し、そのまま使えるのが一般的です。
しかし、SIMフリーなどの格安スマホが出回ってきました。

それで、ネパールに来る前に、どの周波数帯が使える端末なのか確認しておくと良いかもしれません。

携帯の電波には第2世代(2G)、第3世代(3G)、第4世代(LTE)などというものがあります。

まず、日本では2Gは使用されていません。
世界中の大多数で使用されている2Gですが、日本、韓国、その他少数の国では使用されておりません。
日本と韓国ではつい最近まで3Gが主流でした。

ですから、日本で使用されている端末は2Gのテストは十分にされていません。
ていうか、動かなくても誰も気づきません。
しかし、日本の端末を日本のSIMを挿したまま海外に持っていき使う際のローミングでは2Gが使用されます。

さて、ネパールで使う大前提はSIMフリーであること。

SIMロック解除すると、他の会社のSIMを挿しても動くようになります。
もちろん、対応周波数が一致すればですが。

auはアウトです。
auのSIMロックはauの他の端末で使用できるだけで、他の会社では使用できません。
として、3GはCDMA2000という特殊な電波を使用しており、ネパールでは対応していません。
docomo、softbankであれば対応周波数も多いかと思います。

ネパールでよく使用される携帯会社はNcellとNTC(NepalTelecom)でしょうか。

使用される周波数は以下の通りです。

Ncell 3G(2100MHz帯)、2G(900MHz帯、1800MHz帯)

NTC 3G(2100MHz帯)、2G(900MHz帯)

NTCで900MHz帯を使用した3Gが稼働しているという情報もありますが、正式な情報ではありません。
ていうか、LTEを導入する動きがあるようですが、どの周波数帯なんでしょうね。

端的に言うと、これらの周波数に対応していればネパールで使えます。

さて、2GつまりGSMやEGDEといわれるのは、基本通話用と思っていただいて結構です。
日本の感覚から言うと、インターネットは遅すぎて使えません。
ほとんどのアプリやブラウザで遅すぎてエラーが出ます。
使い物になりません。
メールくらいならできるかも。。。

3Gは日本でも、通話インターネットの両方で使われていますね。
ネパールでも同じです。

ただし、ネパールで使用しているのは2100MHz(2.1GHz)帯です。

基本的に周波数というのは高いほど直進性が上がります。
そのため、2100MHz帯を使用するのは速度が出やすくいいのですが、山間部、遮蔽物の多いところでは使用できません。
都市部でしか3Gは動きませんが、それでも建物の中では通話しにくい、インターネットが繋がりにくいという事があります。

なので、窓際で使用しましょう。
もしくは、通話専用ならGSMに固定してしまいましょう。

ちなみに、この2100MHz帯はdocomo、softbankでも都市部で使用されています。
ネパールで買った3Gの2100MHz帯対応のスマホは日本の都市部でも使えます。
ただし、技適という技術認証を通していないので、日本で使うと違法です。
また、日本の田舎では850Mhz帯、900MHz帯の方が電波が届きやすいので日本ではそちらが多用されています。

さて、これで日本でSIMフリースマホを購入する際の一つの基準ができましたね。

その他、海外で経由する国、旅行する国などの周波数にも対応していれば日本のSIMでローミングすることもできるかもしれません。

参考サイト
https://www.frequencycheck.com/countries/nepal

次回はネパールでのスマホのインターネットの設定について書きたいと思います。

2016年4月1日金曜日

コンセントから火花が出る?

問い合わせがあった件を記事にしてみたいと思います。

コンセントにプラグを差し込むときに火花が出るそうです。
はい、確かに火花が出ますね。

なんとなく嫌ですよね。
機械が壊れるのではないかと心配になります。

ということで、火花が出る理由と、どうすれば火花が出ないかを考えましょう。

コンセントから火花が出るのは、理由があります。
恐らく、以下の様な理由です。

・電気が流れる状態で接続されるから
・接点が小さいから
・電圧が高いから

最初の理由です。
小さい消費電力ではあまり発生しないのですが、スイッチがなく常に通電状態、またはスイッチがONになったままコンセントをつなぐと、プラグとコンセントの電極が接触した瞬間に電気が流れます。
その時に放電が起こり火花となって現れます。
厳密にいうと、スイッチオンの瞬間を含め、電気が流れる瞬間その接点では火花はちっていると思われます。
ただ、日本のコンセントの形ではほとんど見えませんが、ネパ―ルでは見えやすくなっています。

二番目の理由は最初の理由とも重なります。
接初する瞬間は接点が非常に小さいので、火花が散りやすくなります。
ネパールのコンセントは精度が低いので、ゆるいものもあれば、タイトなものもあります。
接点が小さければ小さいほど、そこに流れる電気が集中し、圧力がかかります。
なので、形の合わないプラグを差し込むときはとかく火花が出やすいです。

三番目の理由はそのままです。
水で考えましょう。
水圧の低いホースを指で押さえていて離したら、ちょろっと水が出ます。
でも、水圧の高いホースの指を離したら、一気に水が飛び出ます。
同じ理由で、電圧が高ければ高いほど、火花は見えやすくなります。

つまり、火花は電気が流れるきっかけになった場所に現れる。
そして、接点が小さかったり、電圧が高ければさらに出やすくなる。

では、どうすれば出ないのでしょうか?

コンセントまたは電化製品のスイッチをOFFにした状態で接続し、しっかりささっていることを確認します。
その後スイッチを入れる。
これで、目に見える火花は無くなります。

もちろん、スイッチを切っていても、一部の機能のために通電している電化製品はありますので、悪しからず。

もう一つの接点の問題点は、プラグを変更することにより、解消できます。


ちょっと分かりにくいですが、真ん中がネパールの一般的なプラグです。
左は日本でよく見る海外対応のプラグです。
太さが違いますよね。
右は日本の一般的なものですが、これは形からして違いますね。

もし、左のように電線の先にプラグがついている場合は、線をちょん切ります。
そして、電気屋(ビジュリパサル)で真ん中の2ピントップを購入し、付け替えればOKです。
交流なのでプラスマイナスは気にする必要はありません。

まぁ、日本に持っていって再度使うというなら、困ったことになりますけどね。。。

ネパールで手に入る中国製電化製品は上記のようなプラグの付け替えにより、
火花を散らすことなく安全に使えるようになります。

締め付けが緩く、接点が小さい状態で、消費電力の高い製品を使うと、接点が高温になります。
しまいにはコンセント付近が溶けてしまったり、ショートの原因になります。
3本タイプの電化製品ではあまりありませんが、写真の左のタイプや、ストーブ、電気ケトルなどでそういう事例をよく聞きます。

電気は安全に使いましょう。