ここ1年ほど、カトマンズ盆地内では停電がありません。
もとい、計画停電はありません。
そもそもネパールは電気が足りていません。
基本的に、水力発電のために、水が無い乾季は電気が足りなくなります。
そんな状況の中売電していたため、電気が全く足りず、よく停電していたわけです。
4年近く前はどうだったかというと、乾季の一番ひどい時で一日14時間程度の停電がありました。
電気が一番有り余っている時でも、一日4時間程度の停電はありました。
が、ここ1年半ほど前から政府の方針が変わり、カトマンズ盆地では停電を失くすということになりました。
それで、長期の計画停電は無くなりました。
非常にうれしいことです。
ただ、バッテリー屋、インバーター屋は大量在庫を抱え、大型UPSなどは市場に中古で出回りまくり、大変なことになりました。
その後、多くの店は在庫を持たないことにし、必要な時にだけ仕入れをします。
しかも、新品で買ったバッテリーでも、実は倉庫で何年も眠っており、実は弱っているという。
バッテリーの値段も、インバーターの値段も今は上がっています。
しかも、昔からインバーターを置いている家はメンテナンスをしなくなり、いざ停電するとバッテリーダウンして、置いている意味がないという状態。
まぁ、いい傾向なんですけど、停電はあります。
うちの周りは、一日2時間ほど止まったり、半日ない時もあります。
もちろん、なんの予告もありません。
新興住宅地兼、道路の拡大工事のためなんですけどね。
ネパール大地震のあと、電化製品の仕様が極端に増えて、そこら中で許容量オーバーを起こした古い変圧トランス(11000V→400/220V)が火を噴きました。
そのたびに、対応する計画停電地域をすべての電気を落として作業をしていました。
そうなると影響範囲が広すぎるので、地域ごとに大型ブレーカーを導入し、町や通り単位で電気を切ることができるようになりました。
それで、現在では最小影響範囲でのみ停電するようになっています。
ただ、やはり変圧トランス交換、高圧電線の経路変更などの際は、予告なしに電気が切れるわけです。
電気が通るときは、もちろんたまに高電圧が来たりもします。
それで、電気の対策はお忘れなきよう。
カトマンズ盆地とはいえ、1時間程度の停電はいつでも起きえます。
新しく住まれる方、引っ越される方、少しの停電も嫌で、暗闇もインターネットが切れるのも嫌という方は、インバーターの導入をお考え下さい。
いくつかの照明、インターネットの設備の電気供給であれば、新品を2万ルピー強でそろえることもできます。
中古はお勧めできませんが、探すことも可能です。大体、新品の7割くらいの値段です。
ちなみに、我が家のように冷蔵庫、洗濯機もインバーターで動かしちゃうぜ!という設備が必要な方は、新品で8万ルピー以上かかります。
我が家は家庭用とオフィス用に2セットあったりします(^^;)
ご購入、取付、取り外しの工事の相談であれば、お問い合わせフォームからよろしくお願いいたします。
2018年5月13日日曜日
2018年2月4日日曜日
電気屋には欠かせない(?)コーヒー豆
いつも電気の話題では面白くないので、コーヒーの話題を。
ネパールにはおいしいものがそんなにたくさんありません。
おいしいけど、その内飽きてしまうのです。
でも、いまだに飽きていないものの一つがコーヒーです。
ネパール人はコーヒーが苦手です。
好きな人でもものすごく薄いものを飲みます。
でも、お金持ちだったり、外国人とよく付き合っている人は、コーヒーに慣れてきます。
そうすると、苦さに慣れて病みつきになるんですね。
日本より安いとはいえ、ネパールでもコーヒーはとても高価です。
普通のチヤパサルでは、ネスカフェのインスタントが出されます。
豆からのドリップ、エスプレッソなどですと一杯100ルピーから250ルピーくらい。
自分で抽出するなら安いのですが、ネパール価格からしたらとっても高い。
最近ですと、250グラムで400-500ルピーくらいします。
いろいろと美味しいものはありますが、高いのです。
その中でも値段と味のバランスが取れた標準的なコーヒーがブッダオーガニックコーヒーです。
ネパールにはおいしいものがそんなにたくさんありません。
おいしいけど、その内飽きてしまうのです。
でも、いまだに飽きていないものの一つがコーヒーです。
ネパール人はコーヒーが苦手です。
好きな人でもものすごく薄いものを飲みます。
でも、お金持ちだったり、外国人とよく付き合っている人は、コーヒーに慣れてきます。
そうすると、苦さに慣れて病みつきになるんですね。
日本より安いとはいえ、ネパールでもコーヒーはとても高価です。
普通のチヤパサルでは、ネスカフェのインスタントが出されます。
豆からのドリップ、エスプレッソなどですと一杯100ルピーから250ルピーくらい。
自分で抽出するなら安いのですが、ネパール価格からしたらとっても高い。
最近ですと、250グラムで400-500ルピーくらいします。
いろいろと美味しいものはありますが、高いのです。
その中でも値段と味のバランスが取れた標準的なコーヒーがブッダオーガニックコーヒーです。
バトバティーニをはじめとするデパートメントストアで良く売られています。
100グラム、250グラム、500グラムなどあり、豆も挽いたものも売っています。
現在の流通価格は500gで750ルピーです。
ネパールで手に入るコーヒーの中では、なかなか美味しく、しかも安い。
でも、高いですよね。
実はこのコーヒー、工場で直に買えます。
カトマンズのカランキ近くに工場があります。
しかも、ホールセール価格で500gが600ルピー。
スーパーで売っているものとしてはダークロースト、ミディアムローストがあります。
が、実はカトマンズのいくつかのレストランに卸しているのは、その中間のローストです。
日本人的にティッカ(ちょうどいい)のは、このローストかと思います。
私は、ダークとミディアムを混ぜて使っています。
で、購入に行く2日ほど前に頼んておけば、準備してくれます。
もちろん、ダークとミディアムならその場で購入できます。
私は常連になってしまったので、コーヒーまでごちそうしてくれます。。。
ちなみに、生豆も買えますが、こちらは1kgで1000ルピーだったはず。
さて、お待ちかねの場所の情報です。
GoogleMapのGPSでは、27.689061,85.279949 です。
カランキ手前のバルク方面の橋の手前から入ると一本の道で行けます。
地図も載せておきます。
しかし、この情報だけでたどり着ける人は少ないでしょう。
なぜなら、サインボードも工場感もゼロだからです。
私も友人に紹介されて最初に行ったときは、30分ほど迷いましたが見つけられず、工場の向かいのおじさんに聞いてやっと発見できました。
しかし、近所の人に聞いてもほとんどが知らないといいます。
ちなみに、工場ができてからもう10年近くやってるそうですが、
十分商売できており、お客もついてるので、今後もサインボードはつけないとのこと。
ヒントの写真を載せておきます。
この正面の家がオーナーの家であり、1階が工場です。
普通に黒い門の中に入って、1階のドアを開けて人を呼べば買うことができます。
ある程度の量であれば、ローストの具合も指定できるとのこと。
今はカランキの立体交差の工事のせいで、ものすごい渋滞ですので通行には注意しましょう。
もちろん、領収書も発行してくれます。
カトマンズ盆地の方は、気が向いたら行ってみてください。
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